★ミクロ卿の小説制作記★


「ま、いいんじゃない?」


「おい、お前自分のお役が御免になっとるんやよ?イヤじゃない?」


「ぜーんぜん。せいぜい皆と遊んで楽しむよ」


 呑気に黄色い歯を出して笑うキャプテンの目を、ドン・スモールは仮面越しにまじまじと見た。


「やっぱ・・・うちに似てるなぁ」


「ん?」



< 11 / 28 >

この作品をシェア

pagetop