空音
空心
少し重苦しい空気が続いた。わがままな俺に妃奈が気を使っていてくれて何も会話がないまましばらく時間が過ぎて行った。
「こんにちは。」
病室をあける音が聞こえ、振り返ってみるとそこには一人の女性がたっていた。
「ママ」
妃奈が発した一言に急に反応してしまい、自分でも何を言っているのかがわからないような挨拶をしてしまった。
「こんにちは!はじめまして!妃奈さんと仲良くさせていただいてる大学生です。よろしくお願いします!」
妃奈はキョトンとし、しばらくしてから笑いながら僕に突っ込んだ。
「あはは、名前言わない挨拶なんて初めて聞いたよ!!しかも淳二よろしくお願いしますって何をよろしくなの!!」
しまった~。
頭悪いのがばれてしまったよな。。。
そんなことを考えていたが妃奈のお母さんはクスっと笑いながらこう言ってくれた。
「あなたが淳二君ね。悪い人じゃなくてよかったわ。これからも妃奈のことをよろしくね。」
お母さんに言ってもらったこの言葉は非常にうれしかった。
妃奈をよろしくか。
当然めちゃめちゃがんばって妃奈を幸せにします!!(笑)
そのあと俺と妃奈は目を合わして一緒に笑った。
さっきまでの空気が嘘のように満面の笑みで。
「こんにちは。」
病室をあける音が聞こえ、振り返ってみるとそこには一人の女性がたっていた。
「ママ」
妃奈が発した一言に急に反応してしまい、自分でも何を言っているのかがわからないような挨拶をしてしまった。
「こんにちは!はじめまして!妃奈さんと仲良くさせていただいてる大学生です。よろしくお願いします!」
妃奈はキョトンとし、しばらくしてから笑いながら僕に突っ込んだ。
「あはは、名前言わない挨拶なんて初めて聞いたよ!!しかも淳二よろしくお願いしますって何をよろしくなの!!」
しまった~。
頭悪いのがばれてしまったよな。。。
そんなことを考えていたが妃奈のお母さんはクスっと笑いながらこう言ってくれた。
「あなたが淳二君ね。悪い人じゃなくてよかったわ。これからも妃奈のことをよろしくね。」
お母さんに言ってもらったこの言葉は非常にうれしかった。
妃奈をよろしくか。
当然めちゃめちゃがんばって妃奈を幸せにします!!(笑)
そのあと俺と妃奈は目を合わして一緒に笑った。
さっきまでの空気が嘘のように満面の笑みで。