Five LOVE☆

その後のブーケトス。


愛花が受け取った。


和之がウィーン行ってる間に、式挙げたりするのかな？


叔父さんに手紙を読む。


もちろん、号泣。


｢叔父さん。

お父さんが亡くなってから､私を父親のようなまなざしでずっと見守っててくれて…ありがとうございます。
お母さんが亡くなってから…本当にいろいろ助けてくれて…感謝しています。
これからも…頼ることはあるかもしれないので…これからも…
よろしくお願いします。


天国のお父さん、お母さん。
私はこれから、和之と２人で、これから歩んでいきます。
お母さんたちみたいな幸せで温かい家庭を気付いていきたいと思っているので、どうか天国から､温かく見守っていてください。
…和之へ。
ウィーン行き、話してくれて、ありがとう。
常に私のことを一番に考えてくれる和之はきっと、相当の勇気を出して、私に昨日、このことを話してくれたんだと思います。
そんな和之からは、｢前に踏み出す勇気｣､｢過去と決別する勇気｣を学びました。
ウィーンで頑張って音楽やって、私よりもずっとずっと大きくなって帰ってきて、泣き虫な私を支えて下さい。
ずっと大好きだよ。

星河原 悠月。｣


手紙を読みながら、お母さんのことを言うときに泣いてしまいそうになったけど､上を向いて涙が溢れないように頑張った。