Five LOVE☆
急にそんなことを言う和。
急速に顔が火照った。

恥ずかしいっ…


いつも激しいのに、和は、今日はすごく優しかった。

「これでも…寂しいんですよ?
悠月の綺麗な白肌と綺麗な谷間に1年半も触れられないこと。」


「私もっ…だよっ…
私の感覚…忘れないように…しっかり刻んで?」


「分かりました。
でも悠月…心配いらないですよ?
何があっても悠月のこと…絶対忘れませんから。」


「和っ…」


その言葉に嬉しすぎて、また涙が溢れた。
その瞬間、和と一つになる。


「大丈夫?
悠月…
激しく…しすぎた?」


「だい…じょぶっ…
幸せすぎて…
私と和が出会ったの、きっと運命じゃないかなとか…思ったりして…」


だって…この仕事に就いていなかったら…
和之。

貴方とも…出会えなかった。


「俺も。
たまにふと…考えたりするよ。
悠月だけじゃないよ。」


「良かった…
和っ…かずぅっ…
愛してる…からっ!」


「ゆう…づきっ!
俺もっ…」


2人で果てを越えた後も、時おり休憩しながら…
何度も愛し合った。


翌朝なんて、起きたら1つになったままでビックリしたよね。


朝食を食べてホテルを出て、旭山動物園を観光してお土産を買った後、
飛行機に乗って空港へ。

皆はそこで解散したけど、 私と和之とプロデューサーさんは国際線のある空港へ向かう。


和之との…しばしのお別れ。

笑顔でお別れするって…

そう決めた。
< 126 / 220 >

この作品をシェア

pagetop