Five LOVE☆

それからしばらく立って、ベッドで寝ていた奈留が目を覚ました。

自分の身体にチェックシャツが掛けられていて、頭に氷が乗せられている状況を理解していないらしい。


｢奈留、俺と２人で泡風呂入っててのぼせたの。
手は出してないよ？
のぼせてる彼女を襲うほどひどい男じゃねーし。｣


｢ありがとう。｣


奈留がのぼせたことを使用人さんに告げたら差し入れにってもらったメロンを奈留に差し出す。


｢冷たっ…｣


結局､奈留がほとんど食べた。


身体が冷えて大分落ち着いたらしい奈留はそのまま眠ってしまっていた。


朝になって起きた彼女に､着替えるよう促す。

着替えを終えた彼女とともにビュッフェを食べ、チェックアウト後、観光名所を車で回った。