Five LOVE☆
「雅志…」
「彼女でしょ?
結婚間近の。
そういうこと言わないの。」
「母さん?
俺らはまだそんな話はっ…」
「してないの?
だって…大会に優勝したら海外でしょ?
奈留ちゃん。
式は帰国後でもいいけど…婚姻届くらいは…ねぇ?」
奈留のお母さんの問いに、小さく頷いてしまった。
「分かってる。
でも母さんも、2人の問題にあまり首を突っ込まないでよね?
俺、もう子供じゃないし。
俺なりにちゃんと段取りは考えてるの。」
そう言う雅志。
期待しても…いいのかな…
「ところで雅志…なんで私が熱中症で倒れてるって分かったの?」
「練習終わりに飲み物買いに行って戻ったら、自販機のところまでココアが来てかなり興奮気味に吠えてたから急いで戻ったら、奈留が倒れてたの。
すぐ母さんに電話して、救急車よこしてもらったってワケ。」
「ココア、偉いなぁ…」
「だな。
絶対優勝出来るって。
奈留とココアなら。
目がトロンってしてきてる。
眠いなら寝てな?」
その雅志の言葉に、素直に目を閉じた。
「彼女でしょ?
結婚間近の。
そういうこと言わないの。」
「母さん?
俺らはまだそんな話はっ…」
「してないの?
だって…大会に優勝したら海外でしょ?
奈留ちゃん。
式は帰国後でもいいけど…婚姻届くらいは…ねぇ?」
奈留のお母さんの問いに、小さく頷いてしまった。
「分かってる。
でも母さんも、2人の問題にあまり首を突っ込まないでよね?
俺、もう子供じゃないし。
俺なりにちゃんと段取りは考えてるの。」
そう言う雅志。
期待しても…いいのかな…
「ところで雅志…なんで私が熱中症で倒れてるって分かったの?」
「練習終わりに飲み物買いに行って戻ったら、自販機のところまでココアが来てかなり興奮気味に吠えてたから急いで戻ったら、奈留が倒れてたの。
すぐ母さんに電話して、救急車よこしてもらったってワケ。」
「ココア、偉いなぁ…」
「だな。
絶対優勝出来るって。
奈留とココアなら。
目がトロンってしてきてる。
眠いなら寝てな?」
その雅志の言葉に、素直に目を閉じた。