Five LOVE☆
再び目を覚ますと、目の前には超笑顔の雅志がいた。

その横には、サイコロ状にカットされたメロンが置かれている。


「メロンは水分多いって聞くから。
食べられる?
ムリそうなら、食べなくても大丈夫だけど…」


「食欲はバッチリあるから大丈夫だよ!
いただきます。」


雅志に「あーん」ってしてもらって、口に運んでもらう。


「美味しい!
幸せ~」


あ、そして食べられるなら、あさりの味噌汁とホウレン草のおひたしもどうぞって、雅志のお母さんが作ってくれた。

貧血気味の私のためにわざわざ…?
雅志のお母さんに感謝して、ありがたく頂いた。

味噌汁のおかげかな?

心がほわっと暖かくなるのを感じた。


夜は、雅志がベッドの下に布団を敷いて、おなじ部屋で寝てくれた。


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