Five LOVE☆
なんとか、昼食のアルペンマカロニを食べながら、雅志と2人で「アルプス一万尺」とかやってたら、頭痛だけは何とかよくなってきた。
この調子なら…
下山できるかもっ…
そう思った私。
だけどその考えが…すごく甘かったんだってことには気づかなかった。
しばらく、頑張って下山してたんだよ?
何度も転びそうになって…その度に雅志に抱き止められながら下山を目指した。
…だけど。
急に、また頭痛が襲った。
頭が割れるんじゃないかってくらいひどい痛み。
2日酔いのときとは…また違う。
「うっ…」
さらに、急に吐き気に襲われた。
「気持ち悪い?
いいよ、吐いて。」
そう言って、自分の持っていたビニール袋を差し出してきた。
本当、雅志って…善意の塊で出来ているわよね。
最初は必死に首を横に振った私だけど…
そうしている間に勢いよくえずいた。
なぜか吐いた後に呼吸が苦しくなった。
どこからかピー、とサイレンの音が聞こえた。
その瞬間、急速に意識を失い、雅志の腕の中に崩れるように倒れた。
この調子なら…
下山できるかもっ…
そう思った私。
だけどその考えが…すごく甘かったんだってことには気づかなかった。
しばらく、頑張って下山してたんだよ?
何度も転びそうになって…その度に雅志に抱き止められながら下山を目指した。
…だけど。
急に、また頭痛が襲った。
頭が割れるんじゃないかってくらいひどい痛み。
2日酔いのときとは…また違う。
「うっ…」
さらに、急に吐き気に襲われた。
「気持ち悪い?
いいよ、吐いて。」
そう言って、自分の持っていたビニール袋を差し出してきた。
本当、雅志って…善意の塊で出来ているわよね。
最初は必死に首を横に振った私だけど…
そうしている間に勢いよくえずいた。
なぜか吐いた後に呼吸が苦しくなった。
どこからかピー、とサイレンの音が聞こえた。
その瞬間、急速に意識を失い、雅志の腕の中に崩れるように倒れた。