Five LOVE☆
〈和之side〉
実家から通って来たらしい悠月は、今日は…何だか元気そうで…嬉しかった。
だけど…朝の打ち合わせで…
「悠月。
『ハミュセコーポレーション』から営業の仕事で"柳下 祐希"さんが来るから、案内をよろしく頼むぞ。」
そう言われた悠月はわかりましたって返していたけど、顔が青い。
…悠月…どぉしたの?
プログラミングをしながら、横目でチラチラと悠月の様子をうかがう。
仕事、あまり進んでないみたい…
「ゆーづき。
どぉしたの今日。…やけに暗いじゃん。
…まだ怒ってる?
昨日、帰り際に言ったこと。」
そのことについては怒っていないらしい。
僕のことも大嫌いでは…ないみたいで、安心した。
お昼を食べて、午後になると、プロデューサーさんが悠月を連れて玄関前へ。
プロデューサーさんはすぐ戻ってきて、大事な資料と名刺を忘れたらしく、必死に名刺のケースを探している。
「プロデューサーさん。
…悠月は?」
悠月とあの男…何か関係がある。
さっき…普通の社員を装って気づかれないように様子を見に行ったんだ。
アイツ、悠月の胸元ばっか見てた。
さすがに僕も黙っていられない。
好きな女が…危険な男と一緒にいるんだから…
犯されたり…してないよな?
「社長室に向かっているよ。
何か2人きりって心配だから和之くんも…
って…和之くん!?」
プロデューサーさんが話し終える前に、プログラミングを放り出し、社長室付近の廊下に続く階段を駆け上がる。
その時。
ダンっ!!
何だ…
社長室付近には、悠月と営業先の柳下とかいう男しかいないはず…
まさか…悠月に何か!?
待ってて?悠月。
すぐに行くから。
実家から通って来たらしい悠月は、今日は…何だか元気そうで…嬉しかった。
だけど…朝の打ち合わせで…
「悠月。
『ハミュセコーポレーション』から営業の仕事で"柳下 祐希"さんが来るから、案内をよろしく頼むぞ。」
そう言われた悠月はわかりましたって返していたけど、顔が青い。
…悠月…どぉしたの?
プログラミングをしながら、横目でチラチラと悠月の様子をうかがう。
仕事、あまり進んでないみたい…
「ゆーづき。
どぉしたの今日。…やけに暗いじゃん。
…まだ怒ってる?
昨日、帰り際に言ったこと。」
そのことについては怒っていないらしい。
僕のことも大嫌いでは…ないみたいで、安心した。
お昼を食べて、午後になると、プロデューサーさんが悠月を連れて玄関前へ。
プロデューサーさんはすぐ戻ってきて、大事な資料と名刺を忘れたらしく、必死に名刺のケースを探している。
「プロデューサーさん。
…悠月は?」
悠月とあの男…何か関係がある。
さっき…普通の社員を装って気づかれないように様子を見に行ったんだ。
アイツ、悠月の胸元ばっか見てた。
さすがに僕も黙っていられない。
好きな女が…危険な男と一緒にいるんだから…
犯されたり…してないよな?
「社長室に向かっているよ。
何か2人きりって心配だから和之くんも…
って…和之くん!?」
プロデューサーさんが話し終える前に、プログラミングを放り出し、社長室付近の廊下に続く階段を駆け上がる。
その時。
ダンっ!!
何だ…
社長室付近には、悠月と営業先の柳下とかいう男しかいないはず…
まさか…悠月に何か!?
待ってて?悠月。
すぐに行くから。