Five LOVE☆
髪の毛の1本1本を…丁寧に乾かしていく雅志。
…何だか、くすぐったいかも。


「すごいサラサラ。
…羨ましいよ。」


「そんなことないって。
…雅志こそ。
艶のある髪してる。」


「ってか…熱くない?
大丈夫?」


そう気遣ってくれる雅志がホントに大好き。


「大丈夫っ!!」


「はい!
終わったよ。
…お疲れ様。」


「何か…この場所心地良いな…
ずっとこうしていたい。」

「今はダーメ。
院長、朝帰ってくるかもしれないだろ?
…ここではダメだよ。
な?」


「わかったよぉ~…」


ふて腐れた表情になる私の額にキスを落とす雅志。

「さ、もう寝よ?
明日も仕事だし。
支障きたすよ?」


「ホントに…私が上でいいの?」


「いいんだって。
俺どっちかっていうと布団のほうが好きだし。
…おやすみっ。」


「おやすみなさいっ。
雅志先輩///」


「今更先輩って言うことなくない?」


「いっ…いいじゃないですかっ!!
1日の終わりくらいはこう呼びたいんですっ…」




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