Five LOVE☆

「あの…さ…悠月…
目のやり場に困るんだけど…」


「え?」


そう言って、自分を見下ろしてみると、下着が透けていた。
白ブラウスだから余計に目立つ。


「ちょっ…///
サイアク~!!
シャワー借りるっ!!」


「可愛いやつ。
突き当たったとこ左。」


一仕事終えた後のシャワーはホントに、気持ちいいわぁ…


シャワーを浴び終えると、とりあえず側に置いてあったスゥェットとTシャツを着て、脱衣室を出た。


「和之~?
あがったけど…」


「ん?
悠月っ…お前っ…///」


「って…和之っ!!
ちょっ…///
服着なさいよっ!!
風邪引いても知らないからね?」


「Yシャツ、ビショビショだったから脱いだの笑」


片口角を上げて私のこと見つめてくるから…目のやり場に困るよぉっ…///


「んっ!!
…んっ……」


いきなり両手首を掴まれて柱に押し付けられて…
強引にキスされる。


最初は触れるだけだったのに…

段々激しくなっていって…

「かっ…かじゅっ…やめっ…」

「嫌なの?笑
そぉいう割りには、かなり俺が欲しそうなカオしてるじゃん?」


今…初めて知った…

和之ってスイッチ入ると…自分のこと"僕"じゃなくて"俺"っていうのね…

そぉいうとこ…私…好きだな…


「どぉしてほしい?
言わなきゃわかんないよ?…悠月…」


「私を…和之でいっぱいにして…?」


和之は、にっこり微笑んでから、


「よく言えました。」

って言って…私を軽く抱き上げてベッドに運んだ。



NEXT…和之side
< 71 / 220 >

この作品をシェア

pagetop