Five LOVE☆
なんか…空気読むべきだったかな…


悠月、泣いてたし。


なんでも、母親の手料理久しぶりに食べたとか。


もう食べられないかも…しれないんだよね。


軽く悠月の肩を抱いてやってから、
僕も悠月の母親お手製のハンバーグを頂いた。


「…美味しい。
この味、僕一番好きです。…今度お見舞い行ったときお礼言っておかなきゃ。」

今までいろんなお店のハンバーグ食べてきたけど、こんないい味付けの初めてだよ。


伯父さんはゲームソフトのサウンドを担当していたらしく、いろいろな話を聞かせてくれた。


「私の弟…まあ、悠月のお父さんだな。
が働いていた会社で、発売したいゲームが他の会社と被ったことがあったんだ。そのとき、ゲームソフトの発売権を賭けてゲームで対決したそうだよ。」


だからゲーム会社で働く人は、ゲームが強いほうが有利らしい。


いつか悠月に、マリオでも特訓してやろうかな。
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