ゆうやけ
教室に入ると、舞が、窓の外を見ていた…

「舞おはよ~」
いつもと変わらず、
「おはよ~」って返す舞
もう少し、一緒に、いさせてあげたかった…
ごめんね…

「結、おはよ~、チョットいい」
咲が、いきなり、わたしの腕をつかみ
屋上まで、走った

「結、聞いて、私昨日ね…」
息をきらせてる
「拓くん、喜んでくれたでしょ」っていうわたしに…

恥かしそうに
「昨日ね、拓に、私のすべて捧げちゃった」

「えっっ」
ってびっくりする私に

「だから…拓とひとつになったの、わたし今、ちょ~しあわせ」

「ちょっとまって咲、
えっっ拓くんと、まだだったの?」

というわたしに…

「えー結ってえっち、私たちの事、そんなふうに見てたの」

「だって、ずっとラブラブだったから」
っていうわたしに
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