ゆうやけ
もう、2週間も、純と話してない…

メールする勇気も…
電話をかける事もできないでいる。

咲は、拓くんと会わずに
ずっと、一緒に帰ってくれてる…

「結、たまには、お茶して帰ろうよ。」
咲とよく行く、カフェに入った…

カフェラテにかわいい絵を書いて、出してくれるから。わたしも、咲も、お気に入りなんだ…

咲の話しに、思わずわらっちゃって…
元気になった

「結、笑ってたほうが、かわいいよ」
咲の、優しさに、
本当に、感謝…

でも、元気を取り戻したのは…

ほんの一時だった…


お店を、出ると…

純がいた…

そして…

隣りには、
あの時の、女の人がいた…

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