新撰組と鬼の娘


私が住んでいた小さな村――



平和で


静かで


皆仲良くて


綺麗だった―――



私の大好きな村。



そんなある日、



村は戦火に包まれた。


たくさんの人々の叫び声や、炎の木を燃やす音。



私はただただ、騒ぎが収まるまで身を隠してその時を待った。








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