新撰組と鬼の娘
総「だから御礼。………ありがとう。僕を助けてくれて。」
そう言って、ほんの少しだけあった私達の距離が無くなった。
『んっ…………。』
総「…………。」
1度だけしたことのある口付けよりも長かった。
唇を離した時、沖田さんが冗談っぽく言った。
総「血を飲ませてくれた時の味気ない口付けは、できればもうしたくないね。」
『えっ!?』
な、なんで〜?!
沖田さん、気を失っていたんじゃ…??