新撰組と鬼の娘
島原潜入
そのあと、屯所に戻った。
広間に2人で顔を出すと、幹部全員が揃っていた。
総「あれ?皆さん揃って何してるんです?」
歳「あぁ。ちょっとな。島原である店に怪しい連中が出入りしてるって情報がはいってな。」
あ、それ。
『沖田さん。お雪ちゃんの言ってたことと一緒ですね?』
総「お雪ちゃん?……あぁ。夜魅ちゃんとお友達にさっきなった子?」
『はい。』
歳「どういうことだ?」
『はい、実は………。』
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実はあのあと、見回りでやっぱり男に絡まれていた女の子がいた。
だから、私と沖田さんは、隊士さん達を先に行かせてその女の子を助けた。
そしたら、
?「助けてくれてありがとう!あたし、お雪っていうんだ!」
『いいえ。当たり前ですよ。』
お雪「もっと普通に話してよ。女の子同士じゃない!」
『え?どうして私が女の子だって…?』
お雪「わかるわよ!ねぇ、名前は?」
『私は夜魅っていうの。』