新撰組と鬼の娘

お雪「夜魅ちゃんかぁ!ねぇねぇ、これからちょっとお茶しない?」


『ぁっ……。ちょっと待って?』


私はちょっと離れて私達の様子を見ていた沖田さんを見た。


すると沖田さんはニコッと笑って、


総「お茶してきなよ。僕はちょっと離れた所にいるから。」


『ありがとうございます!』



それからお雪ちゃんと茶屋に入ってお互いの話をした。


まぁ、私は結構話せないことがあったけど…。


お雪ちゃんは、


お雪「無理して話さなくていいから!」


って言ってくれた。


お雪「あ、夜魅ちゃんは新撰組にお世話になっているのよね?」


『うん。』


お雪「あたしね、島原って言う所に知り合いがいるの。その人がいるお店にね、怪しい奴らが来るんだって。」


『怪しい奴ら…?』


お雪「でね、どこかを襲撃する計画を立てているらしいの。」




――――――――――――――――






< 29 / 105 >

この作品をシェア

pagetop