新撰組と鬼の娘

すると、中にいた仲間もでてきた。


総「あ、皆出てきたんだぁ。土方さぁーん!引っ掛かりましたぁ!」


そう言うと、中から出てきた仲間共々新撰組が囲む。



そして全員縄にかけられた。


総「あれ、夜魅ちゃん出てきてたの?」


いつの間にか私の前に立っていた沖田さん。


『お、沖田さんの名前が出たから、つい……。』


総「そっか。ありがとう。」


沖田さんは私の頭を、髪型が崩れないようにぽんぽんと撫でた。


総「今日はここにお世話になってね?明日迎えに行くから。」


『今日じゃないんですか?』


総「今日はたぶん叫び声が酷くて眠れないと思うよ。」


『……あぁー。ですね。』


総「理解が早いね。明日になったら殆どの人が逝ってると思うから。」


サラっと酷いこと言いますね……。


蘭「捕まったんどすか?」


『あ、蘭君さん。』


総「えぇ。ですが今日はこのまま夜魅ちゃんお願いします。明日、ちゃんと迎えに来ますから。」


蘭「構いませんえ。」


総「じゃあよろしくお願いします。」


『明日待ってますね。』


とゆう訳で私は今日だけ泊まることになった。


あっという間の1日だった気がする…。





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