新撰組と鬼の娘


その後の私の記憶は無くて、だけど布団に、鬼の姿じゃなくていつもの私の姿でいた。


総「おはよう。」


『……!沖田さん!』


なぜか彼は傷だらけで。


それは私が昨日やったんだと、すぐに分かった。


広間にいけば、やっぱり皆が傷だらけだった。


でも皆笑顔で……。


「おはよう」って、何事もなかったかのように、言ってくれて。





私は声をあげて泣いた。











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