新撰組と鬼の娘
私は1人にしてほしいと頼んだ。
近藤さん達はそれを了解してくれて、流石に台所は駄目だったけど大きな木がある所まで連れて来てもらった。
どうしようもなく涙が溢れてとまることを知らない。
泣き止まなきゃとは思うけど、なかなか………とゆーか絶対止められない。
さっき言葉にしたら罪悪感でいっぱいだ。
そこに1匹の猫が私の足元に擦り寄って来た。
夕方まで遊んでいたあの猫。
猫「にゃぅ………」
『心配してくれてるの?ありがとう。』
そう言って猫を抱きしめる。
と、その時向こうから誰かが来る気配がした。
総「1人にしてくださいなんて、やっぱり嘘じゃないか。」
『沖田さん………。』