新撰組と鬼の娘


朝から今の今まで(夜)かかって、幹部分けは、池田屋に近藤さん永倉さん藤堂さん沖田さんと私。


四国屋に、土方さん斎藤さん原田さんになった。


隊士さん達は、この夏の暑さのせいで体調不良者が多く、池田屋の方に14人、四国屋に23人となった。


山南さんは、もしかしたら屯所を襲撃されるかもしれないという、嫌な可能性を考え屯所に残った。




そして私達は池田屋の前の家陰に隠れていた。


新「どうやらこっちらしいな。」


そう、本命は池田屋だった。



総「常識的に考えて、よく使ってた池田屋を使うのはないと思いましたけど……。」


平「じゃああいつらには常識がねぇんだな。」


久しぶりの討ち入りなのか、皆さんどこか楽しそうだ。







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