俺とお前∮
「え?」
「あ、もちろん恋愛感情で。」
「あ・・・」
俺が困って立ち尽くしていると、
「ごめん。」
由貴が謝ってきた。
「本当にごめん。こんな事言われても困るよね。」
俺の手を掴んだまま俯いて言った。
「え?あ・・・」
俺は何も言えなかった。
由貴は俺の幼馴染で、親友で・・・
俺は、どうすれば良いのか分からなくて、
何を言えば良いのか分からなくて、
黙ったまま靴箱に立っていた。
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