君がいれば
いつも通り北側の渡りに向かい飛び降りた。


もっちろん下に人がいないか"しッッかり!!"確認しましたとも。


《もうあんな過ち二度とするもんか…》



保健室に向かおうと思ったものの、朝から行っても追い出されるのがオチだろうと思い中庭でサボることにした。


足元を見ながら歩いていると。


『あ!!』


《四葉のクローバーだ!!》


ラッキー♪もうこれは絶対いい事あるって!!


と考えてしまう単純な私。



テンションが上がり鼻歌を歌いながら幸せを噛み締め歩いた数秒後。




「…………キモい」




この一言で一気に幸せ気分をぶち壊された。
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