君がいれば


《いねぇじゃん…;;帰ったのか?っても鞄あるし…》



「それにしても十夜すげーな。どうやったらそんなに爆睡出来んだよ?」


呆れた顔で颯が言う。



そんなん知らねえよ…と言おうとした瞬間、隣りから聞こえた女の名前に反応し、声が聞こえた方向を見た。



『奈緒結局戻ってこなかったねーどこでサボってんだか…;;メールの返事も来ないしぃ;』



……サル女の友達か?


< 30 / 35 >

この作品をシェア

pagetop