人の手相をいじって何が面白いねん。
会長は地下の指令室に居た。
指令室には
沢山のモニターが並んでいた。
会長の隣りには
佐原がいた。
「侵入者は二人のはずなのに、
男の子一人しか
映ってませんね」
と、佐原が言った。
「高校生にしては強すぎないか?
どうするんだ」
「あの全身タイツのせいで
力が倍以上になっているのです」
「また、やられたではないか!
何とかしろ!」
会長は杖で机を叩いた。
「心配無いです。
いくら力が倍になったところでもう少しすれば
バッテリーが切れてきます。
それより
もう一人が……」
佐原はモニターを見渡した。
指令室には
沢山のモニターが並んでいた。
会長の隣りには
佐原がいた。
「侵入者は二人のはずなのに、
男の子一人しか
映ってませんね」
と、佐原が言った。
「高校生にしては強すぎないか?
どうするんだ」
「あの全身タイツのせいで
力が倍以上になっているのです」
「また、やられたではないか!
何とかしろ!」
会長は杖で机を叩いた。
「心配無いです。
いくら力が倍になったところでもう少しすれば
バッテリーが切れてきます。
それより
もう一人が……」
佐原はモニターを見渡した。