人の手相をいじって何が面白いねん。
待ち合わせ場所には、


里子の車が待っていた。




二人は車に乗った。



車には里子だけでなく

明美もいた。




明美が少し緊張気味に言った。



「こんばんは。



赤井君」




「あぁ」




「明美、


来てくれたの、




ありがとう」





「二人より、


三人の方がいいでしょ」




「私も居るのを

忘れないで」



と、里子が言った。
< 42 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop