人の手相をいじって何が面白いねん。
第七線
部屋には


会長


と呼ばれていた

老人がいた。





「佐原、


この子が



赤井総理の



あれになるんだな」



「はい。


赤井和樹の妻になる



女です」





「ほう。


でも


お前が処置したから



そうはならんのだろう」




「まだ、



献上線の効果を確認していませんから、



何ともいえません」


と、佐原が言った。




早紀は偽占い師が佐原と言うことは分かったが、


話しの全体が理解できなかった。
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