人の手相をいじって何が面白いねん。
第八線
ベッドの上の

目覚まし時計のベルが鳴った。





薄目を開けて時計を見ると


登校にはギリギリの時間だった。





だんだん、

体が起きてきて、



自分が服を着たまま寝ていることに気がついた。




昨日は勉強してそのまま寝てしまったのか。




机の上には開いたままのノートと教科書があった。




このごろ疲れているな



と思った。



でも、



何か違和感を感じていた。





それが何かは分からなかった。






下から母が呼ぶ声がしていた。



早く支度をしなくちゃ



と思った。
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