人の手相をいじって何が面白いねん。
部屋の中には



昨日とは違い、




年も若く美人な本当の明美の伯母、




里子がいた。







「違う。



 この人じゃない」







早紀は頭が混乱した。





「やっぱり




 そうなのね」





二人の会話に


里子は何があったかを


理解できずにいた。



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