もう一回好きと言って…

…って…

「ば 馬鹿じゃない！」

私は天才の部類だ

一瞬、乙女チックなこと考えてしまったじゃないか

私らしくない！

…ってらしくなくない！

私は乙女だ！

ピッチピチのお…「十分馬鹿。お前を馬鹿と言わなかったら何というんだ？大馬鹿か？超馬鹿か？」

なんだそれ

私は馬鹿しか選択肢がないのか？

馬鹿殿か？

もう馬鹿極めちゃうか？

「百歩譲って…いや一億歩譲って、私が馬鹿殿だとしたら、あんたは…

"超メガトン級･それはもうウルトラ馬鹿"だよ」

「俺、馬鹿殿って言ってないけど？
それに、なんで間に"それはもう"とか入んだよ！

言葉可笑しんだよ、ド馬鹿！」

「うっせぇ！ハゲ！」

「ハゲてねぇ！
フッサフッサだ馬鹿！」

なんか…

気づいちゃったんだけど

私達、普通に話(喧嘩)してるけど…

私、一応フラれたんだよね？

告ってないけど…

まだ…

ま、ただの冗談だったってことか…

ズキン―

そうだよね

高野が私のこと女として見てる訳無いよね…