LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
窓は少しだけ開いているため、風が吹くたびに、ふわりとカーテンが揺れる。
カーテンが揺れると俺があこがれていた光――太陽が入ってくる。
俺は窓を閉め
心を閉め
純恋という、存在に逃げていた。
俺よりもはるかに強い―――女の純恋に。
「騎士は昔っから泣き虫だったでしょ?だから...私が笑わなくちゃって...。騎士が笑えないなら、私が笑おうって」
純恋が話すたび、何度も何度も頷く。
結局・・・俺は純恋には、どうやっても何年...何百年かかっても、勝てないのだ。
いくら強がったって、すぐに・・・お前の笑顔を見るだけで心が―――脳がお前を求める。