LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
―――――――・・・
「それじゃあ、さっきのこと頑張るんだよ!タクシー用意してあるからタクシーで帰りなよ」
「はいっありがとうございました!」
「それじゃあね~」
あれから、長い長い打ち合わせが終わり時刻はとっくに9時を回ってる。
最近の打ち合わせは9時回りなんて当たり前でから、タクシーを用意してもらって帰ることが多い。
タクシーに乗りながら帰る自分を思うと、私って何だろう?って凄く思う。
人気漫画家じゃないのに、スランプ中なのに・・・こんな贅沢していいのかなって
「すいません、ここで降ろしてください。」
「えっ!?ここでいいの!?」
ドライバーさんをビックリさせながらも私はタクシーを降りた。
なんとなく、夜風に当たってみたかったんだ。
夜風は大好きだから。
当たってるだけで気持ちよくて、心が落ち着く。
この辺はコンビニだらけだけど、またその明りが好きだったりする。