LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀

―――――――・・・



「それじゃあ、さっきのこと頑張るんだよ!タクシー用意してあるからタクシーで帰りなよ」


「はいっありがとうございました!」


「それじゃあね~」


あれから、長い長い打ち合わせが終わり時刻はとっくに9時を回ってる。



最近の打ち合わせは9時回りなんて当たり前でから、タクシーを用意してもらって帰ることが多い。




タクシーに乗りながら帰る自分を思うと、私って何だろう?って凄く思う。

人気漫画家じゃないのに、スランプ中なのに・・・こんな贅沢していいのかなって


「すいません、ここで降ろしてください。」

「えっ!?ここでいいの!?」


ドライバーさんをビックリさせながらも私はタクシーを降りた。



なんとなく、夜風に当たってみたかったんだ。


夜風は大好きだから。



当たってるだけで気持ちよくて、心が落ち着く。




この辺はコンビニだらけだけど、またその明りが好きだったりする。
< 12 / 207 >

この作品をシェア

pagetop