LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
白い天井に怒ったような顔をした騎士の顔


「・・・何で、そう思うの?」


つんとした表情で“無”を表した。



私は何も困って無い。


私は何も悩んでない。



騎士は・・・・私にはもったいなすぎる。



「俺は、小さい時から・・・誰よりもお前を見てきたと思ってる。だから、感じるんだよ...」


「感じる・・・?」


「そうだよ!悪いかよっ!・・・仕方ねぇじゃんか、ずっと傍にいたんだし...っ!!何か悩みとかあったら言えよ!!全部・・ぜっ・力になるから!」


顔を赤らめてわざと顔を合わせようとしない騎士。



「・・・ありがとう」


ふわりと優しく微笑むように笑う。



白い騎士と黒い私。




誰がどう見ても不釣り合いの私達



でも、少しだけ優しい温もりに出会えそうな予感
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