LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
じわっ....
鼻の奥がツーンとしてきて、涙が溢れてくるのが分かった。
慌てて口元を覆いながら如月さんを見つめた。
「何よ、その目。正論を言っただけじゃない。」
正論って....今の私が、如月さんに負けてるって事?
......なに、それ
「.....私...如月さんに負けてない。騎士を好きな気持ち.....負けてない!!」
震える声で言い放つ。
でも、如月さんには聞こえてないかもしれない。それくらいの小さな声
だって相変わらず、私の後ろでは写真の事で大騒ぎ
「....っはぁ!?・・・・いきなり何!?」
如月さんは意味が分からないと言ったように眉を歪めた。
あっ.....聞こえてたんだ。
私の声.....届いてる.....
そんな事を思っていると、がしっと如月さんに腕を掴まれ、教室を出てどこかに連れて行かれた。