LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
今の私には、騎士を好きという思いよりも、彼女がいながらも如月さんと抱き合ってたという事実の方でいっぱいになっていた。
そんな人だと思っていなかった......私が好きな騎士は、こんな男じゃない!!
何年も一緒にいた、一緒だった人が遠く離れてような....
「あーーーーっ!!何でアンタはメルルの話を無視するの!?いつ気づいてくれるかなーって思って待ってたのに!!!」
如月さんの高い声が響き渡る。
顔を真っ赤にして頬を膨らませながら私の元へ歩いて来た。
「騎士の事、好きなら好きでメルルと戦いなさいよ!!!ねぇ!!」
「・・・わぁっ!?」
ガシッと胸ぐらを掴まれる。
如月さんとの距離はキスできそうなくらい近い。
なに....この状況!?