LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
保健医は出張なクセして保健室開けて出るし.....大丈夫なのかよ、この学校
ハァーッと軽いため息が出た。
クシャクシャッと髪を乱暴に乱れさせ、如月に視線を移す。
「怒ってもらいたいんなら、俺じゃない奴にしろよ!!....もっと相応しい奴がいるだろ!?」
「...ひぃっ!!!・・・ごっ....ごめんなさい...」
「あぁーもー!!だから、違うって!!」
なんで分かんないんだよ!!
一つの会話毎に、とてつもないイライラが募っていく。
少し声色を変えると、如月は途端に体を縮め怯えるようにして声を震わせた。
“ひぃっ!!!”って....俺、そんなに声、張り上げたか?
保健室に置いてある二つのベッドを一人ずつ使い座り、一対一に向かい合っている状態。
少し視線を落とすと、如月の細い足が小刻みに揺れているのが分かった。余程、俺が怖かったんだろう