LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀



保健医は出張なクセして保健室開けて出るし.....大丈夫なのかよ、この学校


ハァーッと軽いため息が出た。




クシャクシャッと髪を乱暴に乱れさせ、如月に視線を移す。



「怒ってもらいたいんなら、俺じゃない奴にしろよ!!....もっと相応しい奴がいるだろ!?」




「...ひぃっ!!!・・・ごっ....ごめんなさい...」





「あぁーもー!!だから、違うって!!」



なんで分かんないんだよ!!


一つの会話毎に、とてつもないイライラが募っていく。




少し声色を変えると、如月は途端に体を縮め怯えるようにして声を震わせた。



“ひぃっ!!!”って....俺、そんなに声、張り上げたか?





保健室に置いてある二つのベッドを一人ずつ使い座り、一対一に向かい合っている状態。


少し視線を落とすと、如月の細い足が小刻みに揺れているのが分かった。余程、俺が怖かったんだろう




< 171 / 207 >

この作品をシェア

pagetop