LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
「....あたしだって苦しかったんだよ。.....でも・・騎士の不幸なんて望んでいない」
「・・・・メル?」
「苦しい思いをしたからこそ、分かったことがあったから....」
そう言って、あたしは騎士に微笑んだ。
さっきの事を、許して欲しいだなんて言わない。
でも....せめて、これぐらいならあたしにでも騎士の役に立てるから.....
「好きなのに......伝えないなんて、悲しいよ.....」
あたしが出来なかった事を、キミに託す。
「メル・・・・、やっぱりメルは...あの頃のまま、なんだな」
騎士もさっきとは比べ物にならないくらい、優しい微笑みをあたしに向けた。
あの頃のまま・・・・。