LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
「慌てたって何になるの!?これは、あたし達だけの問題にしないと・・・。もし学校に広まったらどうするの!?純恋さんの身にさらに危険が及ぶかもしれないじゃない」
「・・・・でも!!」
「気持ちは分かる。でも、今は落ち着いて考えないとダメ。仮にも今は授業時間、タイムリミットまでに後、8分以上ある。だから一回、落ち着いて....」
「・・・分かった...」
「・・うん、大丈夫...絶対に、大丈夫」
“大丈夫”
今はこう言っておかないと、泣きだしそうになる。
純恋さんと、あたしはいわば“被害者”と“加害者”
そして、騎士を好きだという共通点でしか結ばれていない。
そんな関係のあたし達でも、あたしは純恋さんを助けなければいけない。
大好きな人の大好きな人。
傷つけてしまった人。
あたしは何だってする。
もう・・・・悪の道に進まないように....