心音
~晶子~
翌日になって私は何事もなかったかのように仕事に行った。 仕事中もアイツのことを考えていた。 あっという間にお昼の休憩の時間になっていた。 携帯を開くと留守番が入っていた。 ― 晶子からだった― 《もっし~♪翔子昨日はごめんね! さっそくだけど、埋め合わせするから今週の日曜日の夜空けといて!!》