センチメンタル・ギター
「私がミスコンに出たら出るって言ったじゃない」
確かに言ったけど承諾するとは思ってなくて…
じゃぁ、メンバー集めから始めないとね
勝手にどんどんと話を進める穂奈美ちゃん
「穂奈美ちゃん、ミスコン出るの嫌だったんじゃないの?」
「確かに気乗りはしないんだけど、皆から可愛いって言われるのは悪い気分じゃないの」
御もっとも…
「でもさ、俺ルックスとかも…アレじゃん?」
「『音楽は顔でするんじゃない』って教えてくれたのは鼎君だよ?」
真剣に説得してくる穂奈美ちゃん
「今、お客さんを前に歌ってどうだった?」
「気持ちよかった」
穂奈美ちゃんは満面の笑顔を浮かべていた
「じゃぁ、決まりっ!私はミスコン、鼎君はライブで優勝!!!」
自分でも驚いたこと
普段なら『やれやれ』って思ってやるのだが
今回は少しだけ胸が高鳴ってる
ずっと待ってた
この一押しを
一歩進みだす勇気を…
確かに言ったけど承諾するとは思ってなくて…
じゃぁ、メンバー集めから始めないとね
勝手にどんどんと話を進める穂奈美ちゃん
「穂奈美ちゃん、ミスコン出るの嫌だったんじゃないの?」
「確かに気乗りはしないんだけど、皆から可愛いって言われるのは悪い気分じゃないの」
御もっとも…
「でもさ、俺ルックスとかも…アレじゃん?」
「『音楽は顔でするんじゃない』って教えてくれたのは鼎君だよ?」
真剣に説得してくる穂奈美ちゃん
「今、お客さんを前に歌ってどうだった?」
「気持ちよかった」
穂奈美ちゃんは満面の笑顔を浮かべていた
「じゃぁ、決まりっ!私はミスコン、鼎君はライブで優勝!!!」
自分でも驚いたこと
普段なら『やれやれ』って思ってやるのだが
今回は少しだけ胸が高鳴ってる
ずっと待ってた
この一押しを
一歩進みだす勇気を…