ずっと好き。
・・・色々考えてる内に、いつの間にか海君の靴箱の前に立っていた。

靴箱の中に、何か入っていた。


「・・・なんだろ?」


見てみたい・・・と思ってしまった。

見ちゃいけない物かもしれないのに・・・。


「そこ、僕の靴箱ですよ。」


不意に、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。


「か、海君・・・。」

「どうしたんですか?先輩、何か変ですよ。勉強のしすぎですか?」


勉強のしすぎ?

私も、そんなんだったらいいのになって、思った。

だって、勉強なんて、全然してないんだもん。

しなきゃいけないのに、出来ない。


「そんな事ないよ~!気のせい気のせい^^」



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