ずっと好き。
なんだろ・・・?

さっきから、ずっと誰かに見られてるような。

振り向くと、クラスの女子が私の方を見てヒソヒソ話をしている。


「・・・何?」


私はつい、聞いてしまった。

女子はビクンっと少し跳ね上がった。


「何でヒソヒソ話すの?私何かした?」

「え、あ・・・」


トントン


後ろで、誰かに肩を突かれた。

薫ちゃんだった。


「みらちゃん、ちょっと・・・。」


私は、薫ちゃんに呼び出しされた。




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