ずっと好き。
でも、やっぱ1人だと、怖い・・・かな。


「・・・検討を祈ります!行って来て下さい!」


私の気持ちに気づいたのか、不意に海君が言った。


「ありがとう、行って来るね!!」


私は、なるべく明るく笑顔で、手をふった。


合格発表の紙が張り出されてる掲示板に近づくと、人がいっぱいでなかなか見れなかった。


「う~ん、どうしよ。」


そう思った時、端の方に少しだけ隙間が出来ているのに気が付いた私は、すぐ端に入った。

頑張って背伸びをして見てみると・・・


「あっ・・・。」


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