ずっと好き。
私の受験番号の356が・・・

・・・ない。


「私・・・商業高校に落ちちゃったの?」


嘘・・・でしょ!?

海君と約束したのに!!

一緒に、商業高校へ行こうって!

なのに・・・なのに・・・

涙が止まらなかった。



海君に・・・何て言えばいいんだろう。

海君、怒るかな。



「うっ・・・。」



これじゃ、海君に迷惑が掛かっちゃうよ。

一緒に、商業高校行くためには、まず、私が頑張らなきゃいけないのに。



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