ずっと好き。

だって、私が受けた私立の学校は・・・

女子高だから・・・。

海君は、どんなに頑張っても絶対入学できない学校だから・・・。


「でも、うちの受験した私立の学校は、女子高なの。」

「・・・えっ？」


海君がびっくりしたように、聞き返す。

・・・私って、本当に馬鹿。

何で、私立の高校を女子高にしちゃったんだろう。

もう、一緒にいる事は出来なくなっちゃうのに。


「だから・・・一緒の高校は・・・」

「先輩」

「・・・無理、だよ。」

「・・・僕は、どうすればいいんですか？」