ずっと好き。
結構照れてる、じゃなくて、かなり照れてる・・・んだよね。


「あそこに先生いますよ。」

「本当だ。私、行って来るね!」

「じゃあ、ここで待ってますね。」


私は、担任の先生の所へ走って行った。


「先生、高校、落ちちゃいましたっ!」

「それは、残念でしたね・・・。でも、高山さん。何で、そんなに笑顔なの?」

「へへへ・・・。何でもないですよぉ~!」

「高校に落ちて、しばらく立ち直れなくて引きこもりになる子もいるけど、高山さんは、大丈夫そうね!」


私も、引きこもりになりそうだった。

だけど、私には、海君がいるから、大丈夫!

海君さえ、いれば・・・。



< 131 / 136 >

この作品をシェア

pagetop