ずっと好き。
それから、何分位たっただろうか。

お祭りも終わりに近づいてきたので、切り上げる事にした。


「海君は誰かと来てたの?」

「はい、友達と来てます。」

「あ・・・邪魔しちゃってごめん!大丈夫?友達・・・怒ってない??」

「心配しなくても大丈夫ッスよ、みら先輩って心配性ですね(笑)」



何だ、これ・・・

めっちゃドキドキする・・・

男子と話すの、久しぶりだからだよね?



「じゃあっ、私も、友達待ってるから、またね!」

「はい。さようなら~」



ドキン・・・ドキン・・・ドキン・・・



走りながら、心臓の音を聞いていた。

私は、何でこんなにドキドキしてるんだろう。

何でこんなにウキウキしてるんだろう。



明日・・・部活へ行くのが楽しみだな。



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