ずっと好き。
次の日の放課後。

私は、いつも以上にウキウキしながら音楽室へ向かった。



戸を開けると、海君しかいなかった。



「あれ?海君だけ?皆は??」

「まだ来てないっぽいです。」

「そっかぁ・・・。」



昨日、たくさん話したから、今日はいつもより話しやすかった。



「わかんない所あったら、聞いていいからね!」

「はい、ありがとうございますー。」



ガラガラッ



「あれぇー?みらちゃんに海君!来るの早いね~」

「ちかちゃんが遅いんじゃないの~(笑)」

「何でっ?うち、来たの3番目だよ~早いよ~!」




楽しい・・・。

ずっと、この時間が続けばいいのに

って何度願っただろう。





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