ずっと好き。
第1章「出会い」
「只今より、平成22年度、東中学校第6回入学式を開式致します。」
体育館から、教頭先生の威勢の良い声が聞こえて来る。
ついさっきまで、始業式を行っていた場所は、入学式の会場にコロッと変わっていた。
私も、ついに先輩になった。
「みらちゃん?ボーッとしてないで練習練習!」
「あ、はーい、すみませんっ」
今は、吹奏楽部の練習中。
私は、パーカッションをやっている。
「みらちゃん、1年生をいーっぱい呼び込むからね!!」
「はいっ!いっぱい連れ込みましょう!!」
今日は入学式で、明日から早速仮入部が始まるらしい。
部活動をやっている生徒からしたら、仮入部はある意味で”戦争”だ。
たくさん、人を呼び込まないと廃部になる可能性があるからだ。
だから、吹奏楽部も気を抜いてはいられない。
体育館から、教頭先生の威勢の良い声が聞こえて来る。
ついさっきまで、始業式を行っていた場所は、入学式の会場にコロッと変わっていた。
私も、ついに先輩になった。
「みらちゃん?ボーッとしてないで練習練習!」
「あ、はーい、すみませんっ」
今は、吹奏楽部の練習中。
私は、パーカッションをやっている。
「みらちゃん、1年生をいーっぱい呼び込むからね!!」
「はいっ!いっぱい連れ込みましょう!!」
今日は入学式で、明日から早速仮入部が始まるらしい。
部活動をやっている生徒からしたら、仮入部はある意味で”戦争”だ。
たくさん、人を呼び込まないと廃部になる可能性があるからだ。
だから、吹奏楽部も気を抜いてはいられない。